易学・易経の基本用語

他アーティクルからの参照用です。

※易経の PDF資料ダウンロードはダウンロードページを参照してください。
※易経に関する参考文献は参照資料ページに一覧しています。

スポンサーリンク

易学・易経の基本用語:陰と陽の直線

直線となる両儀(りようぎ)です。「(いん)(よう)」を表します。

易学・易経の基本用語:直線となる両儀

易学・易経の基本用語:陰と陽の四象限

平面となる四象(ししよう)です。

下から(よう)(よう)の太陽です。(よう)(いん)少陰(しよういん)です。(いん)(よう)少陽(しようよう)です。(いん)(いん)太陰(たいいん)です。

易学・易経の基本用語:平面となる四象

易学・易経の基本用語:陰と陽の立方体

立方体となる八卦です。

下から(よう)(よう)(よう)(けん)です。(よう)(よう)(いん)()です。(よう)(いん)(よう)()です。(よう)(いん)(いん)(しん)です。
下から(いん)(よう)(よう)(そん)です。(いん)(よう)(いん)(かん)です。(いん)(いん)(よう)(ごん)です。(いん)(いん)(いん)(こん)です。

易学・易経の基本用語:立方体となる八卦

易学・易経の基本用語:太極から八卦

太極(たいきよく)から両儀(りようぎ)に分かれます。両儀(りようぎ)から四象(ししょう)に分かれます。四象(ししょう)から八卦です。

易学・易経の基本用語:太極から八卦
#用語読み説明
1太極タイキョク易学の用語。万物の根源。究極の根源などの意図。
2両儀リョウギ太極から陰と陽の二つに分かれて生じる。
3四象シショウ両儀から陰と陽に分かれて生じる。
4八卦ハッカ ハッケ八つの卦「乾」「兌」「離」「震」「巽」「坎」「艮」「坤」
    「天」「沢」「火」「雷」「風」「水」「山」「地」
5太陽タイヨウ四象において、下・陽で上・陽。老陽
6少陰ショウイン四象において、下・陽で上・陰
7少陽ショウヨウ四象において、下・陰で上・陽
8太陰タイイン四象において、下・陰で上・陰。老陰
9ケン八卦の一つ。「☰」で下から陽・陽・陽。天、健、父
10八卦の一つ。「☱」で下から陽・陽・陰。沢、説、少女
11八卦の一つ。「☲」で下から陽・陰・陽。火、麗、中女
12シン八卦の一つ。「☳」で下から陽・陰・陰。雷、動、長男
13ソン八卦の一つ。「☴」で下から陰・陽・陽。風、入、長女
14カン八卦の一つ。「☲」で下から陰・陽・陰。水、陥、中男
15ゴン八卦の一つ。「☶」で下から陰・陰・陽。山、止、少男
16コン八卦の一つ。「☷」で下から陰・陰・陽。地、順、母
易学・易経の基本用語:太極から八卦:表

易学・易経の基本用語:卦と爻

(いん)(よう)かの横棒記号を(こう)と呼称します。(こう)の集合体を()と呼称します。

(こう)が三つで小成卦(しようせいか)です。いわゆる八卦に同じです。

小成卦(しようせいか)が二つで大成卦(たいせいか)です。(こう)が六つです。

大成卦(たいせいか)(こう)は、下から初爻(しよこう)二爻(にこう)三爻(さんこう)四爻(しこう)五爻(ごこう)上爻(じようこう)です。

初爻(しよこう)二爻(にこう)三爻(さんこう)による小成卦(しようせいか)下卦(かか)または内卦(ないか)と呼称します。

四爻(しこう)五爻(ごこう)上爻(じようこう)による小成卦(しようせいか)上卦(じようか)または外卦(がいか)と呼称します。

易学・易経の基本用語:卦と爻

慣習的に、(いん)(りく)とします。(よう)(きゆう)とします。これと(こう)の位置を合わせて表現します。例えば、水火(すいか)既済(きせい)では、下から初九(しよきゆう)六二(りくじ)じ)九三(きゆうさん)六四(りくし)九五(きゆうご)(じよう)(りく)と呼称します。

易学・易経の基本用語:六つの爻の表現
#用語読み説明
1大成卦タイセイカ八卦を2つ組み合わせた卦のこと
2小成卦ショウセイカ八卦のこと
3上卦ジョウカ大成卦の上側小成卦、四爻、五爻、上爻
4下卦カカ大成卦の下側小成卦、初爻、二爻、三爻
5外卦ガイカ大成卦の上側小成卦、四爻、五爻、上爻
6内卦ナイカ大成卦の下側小成卦、初爻、二爻、三爻
7上爻ジョウコウ大成卦6つの爻で、いちばん上
8五爻ゴコウ大成卦6つの爻で、下から5番目
9四爻シコウ大成卦6つの爻で、下から4番目
10三爻サンコウ大成卦6つの爻で、下から3番目
11二爻ニコウ大成卦6つの爻で、下から2番目
12初爻ショコウ大成卦6つの爻で、いちばん下
13上九ジョウキュウ大成卦6つの爻で、いちばん上が、陽
14九五キュウゴ大成卦6つの爻で、下から5番目が、陽
15九四キュウシ大成卦6つの爻で、下から4番目が、陽
16九三キュウサン大成卦6つの爻で、下から3番目が、陽
17九二キュウジ大成卦6つの爻で、下から2番目が、陽
18初九ショキュウ大成卦6つの爻で、いちばん下が、陽
19上六ジョウリク大成卦6つの爻で、いちばん上が、陰
20六五リクゴ大成卦6つの爻で、下から5番目が、陰
21六四リクシ大成卦6つの爻で、下から4番目が、陰
22六三リクサン大成卦6つの爻で、下から3番目が、陰
23六二リクジ大成卦6つの爻で、下から2番目が、陰
24初六ショリク大成卦6つの爻で、いちばん下が、陰
易学・易経の基本用語:卦と爻:表

易学・易経の基本用語:本卦と之卦/変卦

用語は次の表です。具体的には別アーティクルに説明しています。

#用語読み説明
1本卦ホンカ主体となる大成卦のこと
2之卦シカ広義には、互卦、錯卦/裏卦、綜卦/賓卦など本卦から変じる大成卦
狭義には、本卦の1つの爻だけを陰陽反転する大成卦
3変卦ヘンカ之卦に同じ
4互卦ゴカ本卦の二爻・三爻・を内卦/下卦とし、
三爻・四爻・五爻を外卦/上卦とする大成卦
5錯卦サツカ本卦の6爻すべてを陰陽反転する大成卦
6裏卦リカ錯卦に同じ
7綜卦ソウカ本卦の6爻すべての位置を上下逆転に配置する大成卦
8賓卦ヒンカ綜卦に同じ
9変爻ヘンコウこれから変じる1つの爻
易学・易経の基本用語:本卦と之卦/変卦

易学・易経の基本用語:まとめ

 易学および易経における基本用語です。

 まずは「(けん)()()(しん)(そん)(かん)(ごん)(こん)」覚えなさいと言われる記憶にございます。ただ唱えるのではなく、図形イメージが大切とする個人的な見解です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました